今回は、米原にある『出雲そば「鹿幸」（rokkou）』さんにやって来ました！

島根県奥出雲町横田で修行されたという店主さんが手打ちする出雲そばが食べられると、人気のこちらのお店。

入口横では巨大な石臼がゴウンゴウンとまさに今、蕎麦を挽いていました。これは、入店時から期待が高まりますね！

メニューを見ると、出雲そば定番の「割子」「釜揚げ」、そして「生ゆば」と「山かけ」、さらに先代のお店（盛屋さん）の味である「盛屋のザル」とシンプルな並びです。

その中でも今回は大好きな「生ゆば」！　しかも「温」と「冷」から選べるとのことで「冷」を選択。さらに初めて見た「生ゆばの天ぷら」も付けました。

白い！

下にある蕎麦が見えないくらいたっぷりの生ゆばが乗っていて、ちょっとした山のよう。さっそく下の蕎麦を引き出してみましたが、ゆばに対してこちらは黒くて少し太め、箸で引っ張ると程なく千切れます。

千切れやすいのは、つなぎである小麦粉をあまり使っていない証拠。黒っぽいのも、蕎麦の黒い殻まで使う「出雲そば」そのままです。

つゆに付けて食べてみると、少し弾力のある麺に口いっぱいに広がる蕎麦の風味。香りが口から鼻に抜け、思わず唸ってしまう美味しさです。

そして蕎麦もさることながら、生ゆばも分厚くて濃厚！　添えられたワサビをちょっと付けて食べる生ゆばがまた最高なのです。

聞けば蕎麦だけではなく、生ゆばや醤油も地元のものにこだわっているのだとか。そういった「こだわり」が光る一品ですね♪

ここで気になって注文した「生ゆばの天ぷら」を食べてみました。サクサクの衣の中にしっとりとしたゆばがたっぷり。ほくほくの生ゆばを塩で食べるのは新感覚でクセになりそうです。

『出雲そば「鹿幸」（rokkou）』さんは外浜産業道路から少し入った所、東亜青果さんの敷地内にある長屋のテナントの１つです。

店内はナチュラルテイストのテーブルが並べられ、シンプルな雰囲気。出入り口近くに囲炉裏風のテーブルがあり、趣きが感じられます。

蕎麦はプラス300円で大盛、マイナス200円で小盛に変更することができますので、たくさん食べたい方なども気軽に来ることができますよ。また、季節の一品などもあります。

地元産にこだわった出雲そば、ぜひともご賞味あれ☆