季節の変わり目は、ぎっくり腰の人が多いです。

連日のように、ぎっくり腰や、坐骨神経痛、
寝違いの方が来院されています。

8月の後半に、急に気温が下がったころも
そんな感じでした。
連日、痛い、痛い、動けないていう人で。

ぎっくり腰は、ほとんどの原因が
筋肉や筋膜の小さなケガです。

ですから、絶対にしてほしくないことは
患部をもむこと、温泉に入ること、酒を飲むこと。
これらをするとケガがさらに悪くなりますし、
治りが遅くなります。

ケガですので、数日ゆっくり生活すれば
治って軽くなってゆくはずです。
そこから、少し体操したり、もんだり、
風呂に入っても大丈夫になります。

ぎっくり腰が今多い理由は、
季節の変わり目だからです。

気温の上下もはげしいですし、
それに重なって、夏のころの疲れも
どっと出てくる時期だからです。

ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたりしたときにも
起こりますが、一番多く出るのは、
ほんの些細な動作の時です。

朝洗面で顔を洗うときとか、
ズボンやソックスをはいている時
など、何気なく、気を抜いていて
ぼーっとしている時に起こりやすいです。

あとは、床に落ちた紙1枚を拾おうとしたときとか、
車の後部座席のジャケットや書類を取ろうとしたとき
なども要注意ですね。

くしゃみの時に、起こす人も多いです。

ともかく、この時期
すべての動作に少し気を入れて
動くように心がけてください。
（特に腰痛になりやすい方は真剣に！）

トオチカヘルスケア　遠近教一
0859-48-1507