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山陰スピリチュアル紀行

社☆ガール亥年の初詣~能義神社(安来市)へ~

能義神社~意多岐神社~古民家レストラン「中海の郷」~神代塚古墳~赤猪岩神社

出雲四大大神をご存知でしょうか!?  安来の能義(のぎ)神社は、杵築大神(出雲大社)、熊野大神(熊野大社)、佐太大神(佐太神社)と並んで、能義大神(ノギノオオカミ)とその御神名を称え奉り尊崇されています。
2019年はそんな大神様へ初詣。そして、亥年に因み赤猪岩神社も詣でます。

能義神社

能義神社の御祭神である能義大神とは、天穂日命(アメノホヒノミコト)で天照大御神の第二御子であり、出雲国造千家・北島両家の御祖神になります。

天穂日命はアマテラスの使者として国土奉還のために大国主大神のもとにおいでになり、
大国主大神らとともに国土の開拓をされました。その後、なんやかんやありまして、大国主大神の祭主となられました。それは神代から現代に続いており、今の出雲大社の宮司様・千家、北島両家へと繋がっています。
さて、初詣です。正式参拝です。祝詞を奏上していただき、玉串を奉り、お神酒を頂戴しました。
能義神社の拝殿に敷いてある橙色の縁が美しい畳は出雲大社からいただいたそうです。
今回は、能義神社宮司の神白様にご案内いただきました。(次に行く、意多岐神社も神白様が宮司をされています。)
能義界隈で神々がどのように国造りをしたのか、物語の多くは出雲国風土記に残されているそうです。改めて風土記を読んでみたいと思いました。が、言葉が難しそうなので、わかりやすい風土記の本がありましたらご紹介ください(笑)
所在地:島根県安来市能義町366

意多岐(おたき)神社

御祭神は大国主大神、猿田彦神、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)です。能義神社から車で約10分、安来市飯生町に鎮座する神社。
意多岐(おたき)という名前の由来は「お食べぇ」から来ているそうです。
意多岐山のふもとに稲を積み、精米して炊いて飯(めし)と生(な)りました。稲(いね)が飯(めし)に生(な)ったのでこの地を「飯生(いなり)」と云うなり。さて話は続き、飯をオオクニヌシが最初にお食べになりました。そして、「これは、美味しい!これで民が主食に困ることはない。さあ、みんな『お食べぇ』という感じです。

安来の地には、神代から伝わる語源が残っていて、とても興味深いです。
所在地:島根県安来市飯生町679

古民家レストラン「中海の郷」

さてさて場所は変わり、道の駅「あらエッサ」に隣接する古民家レストラン『中海の郷』。休憩、カフェタイムです。写真はぜんざいセット。他にも抹茶セットやケーキセットも美味しそうでした♪
所在地:島根県安来市中海町128-1

神代塚古墳(じんだいづかこふん)

休憩をしたら、ここから車で約3分。次の目的地は神代塚古墳。
鳥居の向こうのこんもりしたのが神代塚古墳です。この古墳は、なんと!天穂日命のお墓という言い伝えがあるとか。
この古墳のすぐ横にある建物は、(逆光で見えていませんが・・・)いにしえ横穴学習館です。残念ながら今回は少し時間に間に合わず館内には入れませんでした。(開館 土・日・月・祝 9:00~16:00)
そこで、「出雲の古墳アドベンチャー(著:まりこふん、今井出版)」P112、113を参照しながら、外からしばし見学。

そして、赤猪岩神社へ向かいます。
所在地:島根県安来市吉佐町

赤猪岩神社(あかいいわじんじゃ)

2019年は亥年ですから、やっぱりここです!赤猪岩神社。古事記由来の日本で唯一、蘇生・再生の神社です。

新年号になったので、もう一度御朱印をいただこうと企んでいます。亥年ですから。(完全に個人的な趣味です。)
所在地:鳥取県西伯郡南部町寺内232
協力:宇都宮 真理(社☆ガール)