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山陰スピリチュアル紀行

忌部神社&石神様巡り

忌部神社~一崎石野宮神社~カフェ・ドリ

9月の神社巡りは忌部の神社を巡りました。午前のみという短い神社巡りでしたが、参加人数18名という大盛況! みんなでワイワイと行ってきましたよ(^^)/

忌部神社

最初に訪れたのは忌部神社です。ここでは和田宮司と息子の禰宜さんが迎えてくださいました。
各々参拝した後(車で境内の横から入ったので、徒歩でなが~い階段に挑戦するメンバーも(笑))。拝殿の中で宮司様のお話を聞くことになりました。
主祭神は天照大神、天太玉(あめのふとだま)神、天児屋根(あめのこやね)神ほか22神で、このうち天太玉神が古来祭った神だろうとのことです。
忌部の周辺には勾玉や菅玉を作る工房跡があり、すぐ隣の玉造と合わせてこのあたり一帯で“玉”を作っていたそうです(神社所蔵の文化財には勾玉をはじめ、菅玉、丸玉、硝子玉、玉磨き砥石など多数!!)。また玉だけではなく、材木や布なども朝廷に献上していたとのこと。
そもそも「いんべ」は「齋部」と書き(←神社の神紋は二重亀甲に「齋」の字!)『神聖な場所、結界の場所』という意味があるのが、いつの間にか「忌」の字になってしまった、ということでした。
この地方には自生しないイチイガシ。どんぐりは生で食べられるのですって!
この地方には自生しないイチイガシ。どんぐりは生で食べられるのですって!
他にも、境内の樹木のなかでも県内NO.2の大きさの「イチイガシ」の事や忌部の主な神社のご祭神の事。元は忌部の総社として「大宮神社」という名でしたが、明治44年1村1社として式内村社「久多美神社」などを合祀し「忌部神社」となった事など、丁寧に教えていただきました。
社☆ガールの相次ぐ質問にも1つずつお答えしてもらい、最後はお見送りまでしていただきました! 本当に有難うございます。
所在地:島根県松江市東忌部町957

一崎石野宮神社

次に訪れたのはこちら。ここは狛犬はあれど、社殿が無く、ご神体の石神様だけがあるという神社です。
鳥居から伝わる、このうっそうとした感じ…。各々虫よけスプレーをして、いざ!登ってみると…。
こんな風に開けた場所に到着しました。奥に見えるのが、石神様です。

ご祭神は大国主命。ご神体は高さ1.5m、周囲3.6m。忌部神社の宮司様によると、由来などははっきり分からないとのことで、ご神体は“大国主命が腰かけた”という伝説が残っているのだそうです。
ちなみに、例祭は10月5日で、このお祭りは忌部神社さんが務めておられるのだとか(境外社という訳ではないようです)。みんな、その迫力に圧倒されつつ参拝をしました。

所在地:島根県松江市西忌部町

カフェ・ドリ

さてお待ちかね、ランチタイムです♪
今回は同じ忌部の中にある古民家を改装したギャラリー&カフェです(ギャラリー部分は、木空風(こくふ)という名前)。ランチは地元の食材を使った「日替わりランチ」1,200円。優しくてほっこりする味にみんな大満足でした!
所在地:島根県松江市東忌部1514
お天気にも恵まれた今回の神社巡り。大人数の移動でしたが、皆様の協力のおかげでスムーズに進行することができました!参加いただいた皆様、ありがとうございました。
協力:松原 慶子(社☆ガール)