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今をキラメク人にインタビュー!

田中 国彦さん  夢蔵プロジェクト

山陰エリアでウワサ!キラっと輝くあの人を突撃取材します!

2011/09/01

【第8回ゲスト】 田中 国彦さん

<プロフィール>
鳥取県米子市出身 A型 1962年生まれ
大学卒業後、大阪の建築設計事務所にてショッピングセンター開発や商店街活性化を学んだ後、岡山の大手建設コンサルタント会社へ転職。
2001年に名古屋にて独立。2002年米子へUターン。
現在、NPO法人の事務局長として活躍中!

教えて!NPO法人夢蔵プロジェクトてどんな団体?

【NPO法人夢蔵プロジェクト】
下町のまちづくりの活動拠点として、平成12年鳥取県西部地震で被災した蔵(旧加茂川沿い)の修繕・再生などさまざまな`まちづくり活動´を続けている。

米子・下町の町並みとは?

加茂川に沿って「白壁土蔵が並ぶ」景色が米子・下町の特徴です。
世代に関係なく、歴史を感じていただける情緒ある町並みです。そして、その白壁土蔵のひとつが夢蔵プロジェクトの活動拠点です。

活動の拠点である蔵との出会いは?

2004年の春、米子市から「鳥取県西部地震で被災した蔵(旧加茂川沿い)を修理できずに大家さんがもてあましている」と相談をうけました。修繕をしなければ荒廃がすすみ姿を保てない状態だったため、まちの景観をまもる為に「なんとかしよう!」とまちの有志がたちあがりました。

プロジェクト中にした苦い経験はありますか?

修繕作業中、蔵は建築用の足場で囲われた状態です。できるだけ早く終わらせようと思っていましたが、費用を工面したりメンバーの作業時間が合わない時があったりと思った以上に時間がかかってしまいました。「景観を守る作業が景観を壊している」そんな状態が3年間も続いてしまったことは苦い経験です。

加茂川を愛する人々

中海・加茂川の遊覧船をボランティアで運行している先輩方がいます。修繕に時間がかかっている私達に「まだやっているのか!」といつも厳しく口調でしたが、屋根瓦が入替わり白く綺麗になった蔵を観て一番喜んでくれたのもこの方々でした!加茂川への愛情が、みんなの心をひとつにすることを改めて実感しました。

田中 国彦さんの魅力をキャッチ!

終わらないプロジェクト~夢蔵~

じつは、夢蔵は「暫定完成」の状態。表の扉と2階の一部が未完成のままなんです。
完成したらなぜか面白くないような気がして・・・。いつまでも修復の終わらないサグラダ・ファミリアのように、夢蔵も永遠の工事中です。
【足場で囲われていた頃の夢蔵】
【足場で囲われていた頃の夢蔵】
【旧加茂川藻刈り大作戦】
【旧加茂川藻刈り大作戦】

PicUpキラメキ!田中さんと米子

米子でまちづくりの活動をしよう!

大阪に就職をして、米子を離れていた私。
県外にいる間もずっと大好きな米子へ戻りたいと想っていました。
十数年募らせた想いが叶ったいま、思う存分米子の為にエネルギーをつかいたいです。


また、この夢蔵の周辺には人一倍米子を愛し活性化を願って活動している先輩方が沢山おられます!
そのことが、勇気や希望を与えてくれて私たちの活動を後押ししてくれているように感じます。

山陰の皆さんへ一言!

興味をもったことは、先ず実践!とにかく取りかかってみてください。
一人一人が動くことが、まちを活気づけさせます!また、私達の活動に少しでも共感や興味をもって頂けたら、気軽に参加して欲しいと思います。

編集部あとがき(大谷 涼子)

「え?!こちらも田中さんが関わっているんですか?」
田中さんとお話をして最初に驚いたの活動の幅広さです。
そして、すべてに全力でぶつかる田中さんの周囲には人情に溢れた熱い方々のエピソードがあふれています。
「今後も、そのパワーで米子を大きく動かしてくれるのでは」と私の心も熱くなりました!


★参加方法、会費、イベント状況などの詳細は市民活動情報コミュニティイベント情報からチェックしてください(*^^)♪

田中 国彦さん、夢蔵プロジェクトの皆さん!
ご協力をいただき本当にありがとうございました。

ボランティアスタッフさんを募集中!
市と一緒に城壁の草刈をしてお祭りに合わせてライトアップしたり、加茂川を清掃して遊覧船のみなさんと観光メニューを考えたりしています!
また、展覧会や講演などの会場としてもご相談ください。

<会員も随時集中>

住所:米子市冨士見町2-65
TEL:090-2805-2259